靭帯性外反母趾@

外反母趾の一つに、靭帯性外反母趾があります。これは、足の先の横アーチを支える靭帯がゆるんだときに起こります。


外反母趾は5つのパターンに分かれると考えられています。そのうちの一つが、靭帯性外反母趾です。この靭帯性外反母趾は、親指が小指側に曲がってくるのが特徴です。


この靭帯性外反母趾は、足の先の横アーチを支える靭帯が緩んでしまった状態のときに起こります。足先にある横中足靭帯が緩んだことにより親指が小指の方へ曲がるようになり、親指が身体の中心から見ると外側に曲がってしまった状態になるのです。

この靭帯性外反母趾になる一番の原因は、足の力が弱ってしまったことです。現代、生まれて間もない頃から、人は靴下をはかせたり靴で足を守っています。さらに平らに整地された道を歩いたり、床やじゅうたんなど、安全な場所ばかりを歩くようになっています。その結果、足の指は本来持っているはずの危険予知や防衛の機能を失い、力不足になってしまいます。こうして足指の力が慢性的に不足することにより、靭帯が伸びる、緩むなどして足の裏全体の力が不足してしまうのです。


こうした足指、ならびに足裏全体の力が不足することが、靭帯性外反母趾の一番の原因です。このように足が弱った状態で、靴の種類などの生活環境の中にある二次的な要因が加わることで足は変形してゆき、靭帯性外反母趾へとつながってしまうのです。